2018年4月8日日曜日

清水屋の梁はまっすぐです

赤沢の桜はけっこう散ってしまったところもありますが、
八重の枝垂れ桜はまだなんとか綺麗に咲いています!












赤沢宿は「伝統的建造物群保存地区」に指定されており、
昔の町並みが残っている集落ですが、
先日、全国の保存地区を回っているというお客さまで、
「ここは雪があまり積もらない地域なんだろうねぇ。」
とおしゃった方がいました。


たしかに、赤沢はそんなに雪が積もる方ではありませんが、
「ここは雪は積もるんですか?」
と聞かれることはよくあっても
「積もらないんでしょうね」
とおっしゃる方はいなかったので、
少し驚きました。

どうしてわかったのかを伺ってみると、
清水屋の梁(はり)がまっすぐだから、ということでした。
雪の多いところだと、梁はアーチ状になっているそうです。
アーチ状だと雪が屋根に積もった時、
重みが分散して柱が折れないようにしてくれるそうです。
清水屋の梁は言われてみると、たしかにまっすぐです。
家の作りからそんな想像をできるのは面白いなと思いました。

清水屋にお立ち寄りの際は、
赤沢のこと、清水屋のことなどで
気がついたことがあれば、
ぜひお気軽にお話していってもらえると嬉しいです!